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第2章 WSL2とDebianのセットアップ

2.1 WSL2の有効化と最新化

WSL2を利用するためには、まずWindowsにWSL機能をインストールする必要があります。Windowsの「スタートボタン」を右クリックし、「ターミナル(管理者)」または「PowerShell(管理者)」を開いて、以下のコマンドを実行します。

powershell
# WSL機能を自動で有効化し、必要なファイルをインストールします
wsl --install

コマンドの実行が完了したら、システムを有効にするためにWindowsパソコンを一度再起動してください。すでにWSLを導入している場合は、以下のコマンドを実行してWSLを最新版に更新しておきます。

powershell
# WSLを最新の状態にアップデートします
wsl --update

2.2 Debianのインストール

WSL2の準備ができたら、Linuxディストリビューションである「Debian」をインストールします。PowerShellを開き、以下のコマンドを入力してDebianをダウンロードおよびインストールします。

powershell
# オンラインからDebianを取得してインストールを開始します
wsl --install -d Debian

インストールが完了すると、自動的にDebianのターミナル画面(黒い画面)が立ち上がります。画面の指示に従って、新しいユーザー名(Username)と、ログイン時に使用するパスワード(Password)を入力して初期設定を完了させます。

2.3 Debianの初期設定

インストール直後のDebianは、保存されているパッケージ情報が古いため、最新の状態に更新する必要があります。Debianのターミナルで以下のコマンドを実行します。

bash
# パッケージ一覧を更新し、インストールされているシステムを最新化します
sudo apt update && sudo apt upgrade -y

また、今後のインストール作業で必要となる基本的なツールをあらかじめ追加しておきます。以下のコマンドを実行してインストールしてください。

bash
# 証明書の管理やダウンロードに必要な基本ツールを導入します
sudo apt install -y curl ca-certificates gnupg lsb-release